The Matrix (1999) — rooftop bullet time
私たちのキャラクターで名シーンパロディを見る →主人公が屋上で飛んでくる弾丸を、体をのけぞらせてよける瞬間に、動きはとてもゆっくりになり、カメラだけが通常の速度でその周りを回って、時間が止まったような「決定的瞬間」を作ります。ジャンプ・衝突・水滴のように、一瞬をドラマチックに引き延ばして見せたいときに借ります。
ウィキペディアによると、3Dシミュレーションで事前に決めた経路にスチルカメラを何台も並べ、同時には撮らず、ごく短い時間差をつけて順番に撮って、カメラがゆっくりした瞬間の周りを回るように見せました。この方式が失敗した場合に備えて、弾丸をよける場面を別にもう1つ撮っておきました。
まねするとき: AIには「ほぼ止まった瞬間 + カメラの回転」の1カットだけを任せ、人物の開始フレームを固定して、顔が変わらないようにします。
カメラがのけぞったネオの周りを大きく回り、体をいろいろな方向から見せます(クリップ0分42秒~0分49秒を観察)。
まねするとき: 「camera orbits 180 degrees」のように、回る幅を数字で書きます。
ウィキペディアは、バレットタイムを、場面の中の動きはゆっくり流れ、カメラは通常の速度で動いているように見える効果と説明しています。
まねするとき: ゆっくりの区間は、生成の段階から「extreme slow motion」で作らないと、引き延ばしたときにカクつきます。
通常の速度の銃撃からバレットタイムでゆっくりになり、再び通常の速度で倒れる流れに見えます(クリップ0分39秒~0分50秒)。
まねするとき: 通常速度のカットの終わり0.3秒をだんだん遅くしてバレットタイムのカットに渡し、終わりでまた速く戻します。
ウィキペディアの「Bullet time」の記事によると、補間ソフトウェアでカメラの間のフレームを埋めて動きをなめらかにし、背景はコンピューターで作った仮想の背景を合成しました。
まねするとき: フレーム補間は2倍以下までだけ使い、もっとゆっくりにしたいなら、最初からゆっくりで生成します。
ウィキペディアによると、マトリックスの中の場面は緑がかった色に、現実の場面は青みがかった色に寄せています。屋上の場面も全体に緑がかった色が回っています。
まねするとき: 前後の通常速度のカットとバレットタイムのカットに同じ緑のトーンをかけて、カット間で色が跳ねないようにします。
弾丸をよけて倒れたネオを、真上から見下ろします(クリップ0分50秒を観察)。
まねするとき: 「top-down overhead shot」と書いて、カメラが人物の真上にあるようにします。
Cinematic multi-shot sequence, 8 seconds total. Shot 1 (2s): static real-time medium shot of a woman in a long red coat on a windy skyscraper rooftop at dusk turning sharply as a glass skylight bursts outward; Shot 2 (4s): bullet time, the camera orbits 180 degrees around her as she bends far backward, coat flaring, glittering glass shards hanging almost frozen in extreme slow motion; Shot 3 (2s): static real-time full shot as she snaps upright and rolls across the gravel rooftop while the last shards hit the ground. Consistent woman and rooftop, speed ramp from normal to frozen to normal, hard rim light, cool green tint, 35mm film grain, smooth frame interpolation, acrobatic mood.
人物はほとんど止まったようにゆっくりなのに、カメラは通常の速度で周りを回るので、観客は、時間と空間を自在に扱う人物の感覚を一緒に味わいます。実際には、スチルカメラを何台も並べて、少しずつ時間差をつけてシャッターを切り、間のフレームを補間ソフトウェアで埋めてなめらかにしました。
Medium shot of a woman in a long red coat on a windy skyscraper rooftop at dusk; she turns sharply as a glass skylight beside her bursts outward; static camera, real-time speed, hard rim light, cool green-tinted color, 35mm film grain.
Bullet time: the woman in the long red coat bends far backward, coat flaring, as a spray of glittering glass shards hangs almost frozen in the air around her; the camera orbits 180 degrees around her while the action moves in extreme slow motion; rooftop at dusk, rim light, cool green tint.
Full shot of the woman in the long red coat snapping back upright and rolling across the gravel rooftop as the last glass shards hit the ground around her; static camera, real-time speed, dusk sky, hard rim light, cool green-tinted color, 35mm film grain.
ショット1(通常速度)→ ショット2(バレットタイム)→ ショット3(通常速度)を、スピードランプでつなぎます。ショット1の終わりの0.3秒をだんだん遅くしてショット2に渡し、ショット2の終わりで再び速く戻して、ショット3に着地します。遅くなる直前に「ウーシュ」、着地に「ヒット」の効果音を入れ(サウンドデザイン:ヒット・ウーシュ・ライザー)、3つのカットの緑がかった色を同じに合わせます(ショット間のカラーマッチング)。
AIには「止まった瞬間 + カメラの回転」の1カットだけを任せ(Higgsfieldの「Bullet Time」プリセット、またはプロンプト)、前後の通常速度とのつなぎは編集で作ります。ゆっくりの区間は、最初からslow motionで生成しないとカクつかず、2倍以下までだけフレーム補間で補います。回転している間に顔が変わりやすいので、人物の開始フレームを固定し、480pの下書きでまず確認します。